2011年2月8日火曜日

東京外為市場?15時=ドル93円前半、売買交錯し小動き

       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円
午後3時現在 93.28/32  1.3336/37  124.43/45
正午現在   93.27/31  1.3325/27  124.29/33
午前9時現在 93.18/23  1.3329/34  124.24/25
NY17時現在 93.26/31  1 リネージュ rmt
.3334/38  124.55/60
 [東京 8日 ロイター] 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの93円前半。東京市場は売買が交錯、主要通貨は値動きが鈍った。円相場では調整色の出てきたクロス円の動向が焦点とする声が出ている。
 ドル/円は93円前半から半ばの狭いレンジ内でもみあいとなった rmt ドフス
。前日海外の取引では、米金利の急速な低下を受けてドル売りが先行したが、東京市場では下値に海外勢を中心に買い戻しが入り、下げが限られた。ただ、上値では引き続きファンド勢などの売りが続き、値動きは一進一退となった。
 市場では、クロス円の動向に関心を示す声が出ている。テクニカル面に着目した買い仕掛けを受けて、今週に入って豪ドル/円 rmt 信長
が1年半ぶり高値をつけるなどクロス円は軒並み上昇したが、その後は反動とみられる調整売りが先行している。「クロス円の上昇がこのまま限られ、もう一段の下げに転じるようなら、円には上昇圧力がかかりやすくなる」(外銀)という。
 <FRBはハト派寄りの情報発信で金利上昇をけん制>
   バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は7日、
米経済は依然として逆風に直面していると指摘、住宅セクターはまだ回復しておらず、労働市場も低迷しているとし、利上げ開始を急がない姿勢を示唆した。市場では「このところのFRBの情報発信はハト派に片寄っている。長期金利が4%をつけるような金利の上昇をけん制する意図があるのだろう」(みずほコーポレート銀行マーケット?アナリスト、唐鎌大輔氏 rmt ラテール
)との声が上がっている。
 唐鎌氏は、6日に発表された3月16日分のFOMC議事録にすでにそうした意向がうかがわれると指摘。「議事録を受けて10年債入札は好調になると予想していたが、想定通りだ。これがドル/円の売りにもつながっている」(唐鎌氏)としている。210億ドルの新発10年債(リオープン=銘柄統合)の応札倍率は3.72倍
と好調で、10年債利回りは6日の3.95%付近から3.86%付近まで低下した。
 <人民元切り上げの行方にらみ、米財務長官?中国副首相会談に注目>  
 ガイトナー米財務長官はきょう北京で王岐山中国副首相と会談する。中国側から人民元の上昇再開に向けた地ならしともとれる発言が相次いでいるなかで、急きょ、中国への訪問が決まった。

 会談はメディアに非公開で行われるが「人民元切り上げに向けた内容がもれ伝わってくるようならドル/円の売り材料になりそうだ」(国内金融機関)との声が上がっている。JPモルガン?チェース銀行債券為替調査部長、佐々木融氏は「米為替報告書の発表延期から人民元切り上げに向けた動きが煮詰まってきており、秒読み段階に入ってきた。ドル/円のポ
ジションがロングに傾いており、もし切り上げの兆し出るようなら巻き戻しを誘発しそうだ」としている。
 市場で「人民元の上昇を押さえるための人民元売り/ドル買い介入は金融緩和効果を持つため、中国の為替政策は金融政策とワンセットで考える必要がある」(邦銀)との声が出るなか、中国人民銀行(中央銀行)は8日、150億元(22億ドル)の3
年物手形入札を2.75%の利回りで実施した。これは市場予想の約2.7%を若干上回る水準となる。
 モルガン?チェースは8日付リポートで「手形入札の期間延長(現在は3カ月物と1年物の入札が行われている)は、金融政策正常化に向けた人民銀行のスタンスがより積極的になっていることを示唆するものであり、人民銀行が今月中にも利上げに踏み切る
との見方をサポートする」としている。
 (ロイター 基太村真司記者)

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? 〔外為マーケットアイ〕ド
ル93円後半で小幅下落、白川日銀総裁は景気2番底懸念かなり薄らいだと表明

引用元:精霊物語グランドファンタジア(Grand Fantasia) 専門サイト

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