2010年10月23日土曜日

東京株式市場?前場=小反落、長期資金の流入増で下げ限定的

日経平均 日経平均先物6月限 
前場終値 10823.94 (-23.04) 前場終値 10770 (-10)
寄り付き 10841.71 寄り付き 10780
安値/高値 10807.79─10845.73 安値/高値 10740─10790
出来高(万株) 92850 出来高(単位) 21702
 [東京 18日 ロイター] 前場の東京株式市場で、日経平均は小幅に反落した。3月に入って上昇基調が続き、足元で過熱感が広がる rmt ff14
なか、個人投資家を中心とする利益確定売りに押される展開。ただ、米株式市場で堅調な地合いが続いているほか、日銀が前日追加緩和に踏み切ったことを背景に買い安心感が広がっているという。欧米の年金筋に北欧年金筋が加わり、比較的長めの資金が流入していることから下げは限定的。
 前場の東証1部騰落数は値上がり768銘柄に対して値下がり70
4銘柄、変わらずが190銘柄。東証1部の売買代金は、5610億円と前日よりやや拡大した。
 17日の米株式でダウ工業株30種は、2009年8月に記録した8営業日続伸に迫る7日続伸で、1年5カ月ぶり高値をつけた。2月の米卸売物価指数(PPI)は大幅に低下し、米連邦準備理事会(FRB)が前日示した、金利を長期間低水準に維持する方針
を支援する内容だった。東京市場は、堅調な米株価のほか日銀の追加緩和策により、目先は強気な見方が支配的だ。寄り付き前の外資系証券10社経由の注文状況は、11営業日連続の買い越し観測だった。
 日興コーディアル証券エクイティ部部長の西広市氏は「市場にエネルギーがあり、需給改善による明るさも出てきた」とした上で、過熱感による売りが出
ても押し目買いが入るとの見方を示している。邦銀系の株式トレーダーは「景気がいいのに追加緩和策が講じられ、株価が上昇してくださいといわんばかりの相場だ」と指摘する。欧米年金筋のほか、きょうは北欧の年金筋など長めの資金が流入しているという。
 指数を押し下げているのは、個人投資家の利益確定売り。邦銀系の同トレーダー「過熱感の調整に
すぎない」としており、下値で買えなかった投資家が多いので、下落局面でも下値は堅いとみられている。三菱地所<8802.T>など不動産株が序盤から売り地合い。国土交通省がきょう午後4時50分に2010年公示地価を発表する予定で、材料出尽くしとなることから下落しているという。ただ、「現在のように緩和的な金融政策なら、下げた後に再び買われるので
はないか」と同トレーダーはみている。
 銘柄別では、日本たばこ産業(JT)<2914.T>が買われた。火を使わず、煙の出ないたばこ「ゼロスタイル?ミント」を、5月中旬から東京都限定で発売すると発表したのが材料視された。厚生労働省が受動喫煙防止に乗り出すなど、たばこの煙に対する規制は強まる方向にあるだけに、無煙たばこのニーズは高まるとみ
ている。また、住友金属工業<5405.T>は高値圏でもみあっている。270円後半で取引されている。原料価格の上昇を受け、国内向けシームレス鋼管の価格を4月から20%引き上げるための交渉を開始したと発表した。
 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

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