2010年4月25日日曜日

街行く103系、追憶の八景 写真でよみがえる仙石線

 仙台市宮城野区の印章店経営庄子喜隆さん(52)が、JR仙石線の地下化10周年を記念し、運行されていた車両103系を写したフォトカードを発行した。列車が地上を走る往時の姿が鮮やかによみがえる。庄子さんは「ちょっぴり懐かしい仙台の風景を思い出してほしい」と話している。

 フォトカードは、はがき大で8枚組。庄子さんが1997?9 seo
9年に撮影した。駅裏の住宅地を縫うように走行していた103系の勇姿を切り取っている。
 利用客でにぎわう宮城野原駅の写真は、石積みのホームが歴史を感じさせる。複合商業ビル「BiVi仙台駅東口」の北側にあった旧仙台駅舎の写真には、ともに2003年に閉店した「ラオックス仙台店」や「ams西武仙台店」の看板が見える。
 仙石線は2 rmt
000年3月、あおば通から苦竹駅間3.9キロのうち、3.5キロが地下化された。踏切がなくなり渋滞が緩和される一方、沿線の古い街並みは大きく変わった。
 庄子さんは鉄道ファンで、高校時代から仙台市電や蒸気機関車などの写真を撮ってきた。地下化10周年という節目の年に懐かしい仙石線の風景を見てもらおうと、カードの作成を企画した。

 庄子さんは「写真を見れば、踏切の音や市街地をくねくねと走った風景がよみがえってくるはず。地上を走っていたころの街の姿を記憶にとどめてほしい」と話す。
 フォトカードは500円。200セット作成した。庄子さんが営む「仙章堂」で購入できる。連絡先は022(256)2340。

[103系]JRの前身の国鉄が1963?84年に
計3447両生産した車両。仙石線では、首都圏から転籍された車両が1979年から使われたが、老朽化に伴い徐々に205系に切り替えられ、2009年10月21日で運行を終了した。


引用元:信長の野望 総合サイト/

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